最先端のシックハウス対策

化学物質540種 毒性評価へ・・・・厚生労働省

厚生労働省は2007年度から私達の身の回りにある洗剤や各種の製品に使用されてい

る溶剤などに含まれる化学物質の毒性を調べる研究調査を始める事になりました。

1、対象となる化学物質は?

  ・自然界で分解されやすく、これまで人体への影響が未評価だった物質を三年かけ

   て540種類調べる。

  ・塗料や接着剤などの溶剤に使われるキシレンや洗浄剤に入っている界面活性剤
   
   ど、国内での製造量が多く分解され易い物質を対象にする。

2、調査方法は?

  ・細胞内の様子を再現する事のできる専用コンピューターソフトを使用し評価する。

  ・このソフトは厚生労働省傘下の国立医薬品食品衛生研究所が開発したソフトで、こ

   れを活用し、それぞれの物質の毒性を予測する。

  ・化学構造式を入力すると細胞の遺伝子に突然変異を起こす恐れがあるかを判断出

   来るとの事。評価の結果毒性が高いと判断された物質は動物実験などで更に詳し

   く調査する。

  ・今まで、有害化学物質は法律で監視対象になっているが分解されやすい物質の毒

   性はほとんど評価して来なかったのが現状。




 
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