最先端のシックハウス対策

塗料選びを人任せにしてはいけません。

通常新築やリフォームの塗料や塗り壁材選びは業者任せではないでしょうか?

業者が持ってくるカタログから色を選ぶだけ。

施主が要望として「シックハウス対策」を言っても・・・「分かっています!」

と二つ返事が返って来ます・・・が、

国の基準を守っていれば大丈夫だと思っているので、同じことが繰り返されている。

その証拠に、新築の校舎で国の基準を守って工事をしたがシックスクール問題が発生。

WHOでは56物質を規制しているのに、日本では13物質のみ・・・これが現状

シックハウスは起こるべくして起こるのです。

JIS規格でもしっかりとしたシックハウス対策の試験がありますが

誰もその試験を受けません・・・受けても受からない製品ばかりなのです。


現状では、施主の希望を聞いて塗料を選ぼうとしても、

安全な製品は溶剤や防腐剤に安価なトルエンやホルムアルデヒドを

使用しないので、どうしても高くなります。

工業用の溶剤は安価ですが、医療用や食品に使われる溶剤は高価です

そのコストアップ分は当初工務店が組んだ予算よりオーバーしてしまうので、

安全な製品を使用する場合は利益を削らないといけないので、

安全性に不安が有っても、今まで大丈夫だったから

という理由で従来品での施工となります。

どんなに良い家を建てても室内の空気の質が悪かったら住めない家なのです。

施主や設計事務所の先生が、「この製品で塗装する!」と言わない限り

安価な従来品での施工となります。

何かあったら、国の基準をクリアしている!と言います。

日本製の工業製品は、外国製の物に負けないと思っていませんか?

私もそのように信じていた一人でした。

しかし、塗料や樹脂の研究、はかなり遅れていて、その遅れをカバーする為に日本では

輸入品の塗料に関税をかけて国産を手厚く保護しているのです。

国産塗料が劣っている事を国が認めていると言う事です。

更に、日本ではゼロVOCでない製品でも堂々と「ゼロVOC」と言って

販売されています、欧米では考えられない事が、日本国内で起きています。

消費者保護がおざなりになっています。


MSDSという使用者が安全に製品を使用することが出来るように渡される書類も

抜け道が作られており、総重量1%未満の物質について記載義務が無かったりして

います。PPM(百万分の1)の濃度が問題なのに%(百分の1)のレベルで記載して

いなかったら、書類の意味が無いのです。

国が突然24時間換気を義務付けにしたのには訳があるのです。

アスベストと同じようなことが今も進行しています。

あなたはどう考えますか?


食事や飲料を選ぶように塗料や塗り壁材は自分の目で確かめて、確かな物を

口にするべきだと思いませんか

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