最先端のシックハウス対策

シックハウス先進地、アメリカでの対応(学校編)

 アメリカではCHPSというプログラムがあります。 これはカリフォルニア州

がバックアップし、州政府の関係する局とカリフォルニア州の主要電力・ガ

ス会社、教育関係者、建設会社、建築資材会社などが、子供たちに最高な

教育環境を提供することを目的として、各種委員会を作り学校建設のガイド

ラインを公開しています。

  今までの学校建設は、エネルギー効率一辺倒の考え方の設計で、その

学校を毎日使用する生徒や学生、教職員の健康は考えられていませんで

した。 省エネルギーのため高気密・高断熱の教室が大半を占め、その結

果学習をする教室の空気品質が劣悪になり、教育効果がはなはだしく低下

してしまったことが関係者から指摘されました。 つまり、学校本来の目的

は、最良な教育を与える効率的な場所でなくてはならないということに、州

政府が一番早く気づいて率先して関係方面に働きかけた結果が、CHPSと

いうプログラムです。

  カリフォルニア州政府は、州内で750万人の学生や生徒、そして教職員が

学校で1日の大半を過ごしていると調査しています。 これは州の人口の5

分の1にあたるとしています。 その彼らの呼吸する空気の品質を向上し健

康に対して配慮するだけで、カリフォルニア州は高額の医療予算が削減で

き、しかも生徒たちの学力も飛躍的に向上することを証明できました。 

子供たちの学校での生活態度などを長年研究し、"What is your

children?"の著者であり高名な医学博士のドリスラップ博士は、シックスク

ールで優良な教員が体調不良が原因で教育意欲がそがれ、同時に学生

の出席率も低下、学習意欲も失われてしまい、学力の低下が顕著で国家

的な問題であると警鐘を鳴らし続けています。

  CHPSはこれらの反省から、高機能な学校を建設、維持するためのガイ

ドラインを公開しています。 現在ではアメリカの40%以上の学

校で取り入れられ、さらに増えています。


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